無農薬だからこそ妥協しない。安心・安全なバナナを届ける細やかな手仕事

皆さんは、バナナ栽培における「害虫の怖さ」をご存じでしょうか?

野菜や果物によって付く虫は様々ですが、バナナにとっての大敵が「アザミウマ(スリップス)」という小さな害虫です。バナナを育てていると、毎年このアザミウマによる大きな被害に頭を悩まされています。

こちらの写真は、実際にアザミウマの被害を受けてしまったバナナです。本来ならきれいな緑色をしているはずの皮が、茶色くくすんでしまっているのがお分かりいただけると思います。味や品質は変わりませんが、見た目が損なわれてしまうことで商品としての価値が大きく下がってしまうのです。

それでも私たちが「無農薬」にこだわり続けるのは、消費者の皆様に心から安心して美味しいバナナを食べていただきたいから。そのために行っている、徹底した害虫対策をご紹介します。

私たちが取り入れている対策は、「果実全体に超微細なネットを被せること」です。

まずネットを被せる前に、「ブロワー」という送風機を使って強い風を当て、すでに果実に付着している小さな虫を一匹残らず吹き飛ばします。その上で、実全体に防虫ネットを隙間なく被せていきます。

使用しているネットの網目は、なんと「0.4mm目」! 市販のものよりもはるかに目が細かく、小さなアザミウマの侵入も物理的にしっかりシャットアウトしてくれます。

一本一本にこの作業を行うのは決して簡単なことではなく、大変な手間暇がかかります。しかし、安心・安全で美味しいバナナをお届けするための毎日の細やかなケアこそが、私たちの誇りです。

愛情たっぷりにすくすく育っているバナナたち。無事に収穫を迎える日を、どうぞ楽しみに待っていてくださいね!

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この記事を書いた人

「おいしいバナナは、良い土から。」
私たちはそう考え、化学肥料を一切使わず、手作りの堆肥と有機質肥料で土づくりを行っています。
岩永農園のある佐賀県鹿島市は、有明海の豊かな自然に囲まれた土地です。ミネラルをたっぷり含んだ土で育つバナナは、甘みが強く、香り豊かな味わいになります。
自然の恵みと手間ひまを大切にしながら、一株一株を丁寧に育てています。

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