岩永農園について

岩永農園のバナナが生まれるまで

岩永農園のバナナ栽培は、2015年頃に目にした「バナナが絶滅の危機にある」というテレビニュースがきっかけでした。
「自分でも育ててみたい」という純粋な好奇心から始まった挑戦です。

実際に栽培をスタートしたのは2018年。最初はわずか2株の苗を、本業であるトマトハウスの片隅に植えるところからの出発でした。
バナナ栽培の知識はほとんどなく、まさに手探りの毎日。それでも愛情を込めて育て続けた結果、約1年半後に初めて実を収穫することができました。

自分たちの手で育てたバナナを初めて口にした瞬間の感動は、今でも忘れません。
想像を超える濃厚なおいしさに、「この感動を、もっと多くの人に届けたい」という強い想いが芽生えました。

その後も独学で試行錯誤と研究を重ね、2020年からは本格的にバナナ栽培を開始。栽培規模を60株へと拡大しました。
興味から始まった小さな挑戦は、今では岩永農園を代表する大切な作物へと成長しています。
これからも一本一本に愛情を注ぎ、安心しておいしく召し上がっていただける国産バナナをお届けしてまいります。

岩永農園のこだわり

「おいしいバナナは、豊かな土から。」

私たちはその信念のもと、化学肥料を一切使用せず、手作りの堆肥と有機質肥料を用いたこだわりの土づくりを行っています。

岩永農園が位置する佐賀県鹿島市は、有明海の豊かな自然に育まれた土地です。
この恵まれた環境と、ミネラルをたっぷり含んだ土壌で育つからこそ、私たちのバナナは極めて甘みが強く、香り高い味わいに仕上がります。
自然の恵みに感謝し、手間ひまを惜しまず、一株一株を大切に見守っています。

岩永農園のバナナの特徴(幻の品種「グロスミッシェル」)

岩永農園で栽培しているのは、かつて世界中で愛されていた「グロスミッシェル」という品種です。
かつて病気の流行によって世界の市場から姿を消しかけたことから、現在では「幻のバナナ」とも呼ばれています。

現在スーパーなどで主流となっている輸入バナナ(キャベンディッシュ種)とは異なる品種であり、国内だからこそお届けできる大変貴重なバナナです。
高い糖度と、もっちりとした濃厚な食感、そして口いっぱいに広がる豊かな香りが特徴で、一度食べたら忘れられない特別な味わいです。

贅沢な味わいを生み出す、輸入バナナとの違い

一般的に流通している輸入バナナの多くは、長距離輸送に耐えられるよう、まだ青い状態で収穫されます。日本に到着した後に、専用のガスを使って人工的に黄色く熟成(追熟)させるのが主流です。

一方、岩永農園のバナナはガスを一切使用しません。
木の上でギリギリまで熟すのを待ち、自然の力で美味しさを蓄えさせてから収穫します。
この「樹上熟成」こそが、驚くほどの高い糖度と、もっちりとした極上の食感を生み出す秘密です。

また、自然のペースでじっくり熟しているため、黄色く色づいた後も比較的日持ちが良く、日ごとに深まる味わいの変化をゆっくりと楽しめるのも国産ならではの特徴です。